ハンディカム復旧ソフトで復元した結果
今回は東京都八王子市のお客様よりSONYハンディカムのデータ復旧のご依頼を頂きました。
ビデオカメラはハンディカムHDR-CX520内蔵メモリー64GBになります。
主訴は、10月に撮影した運動会の映像だけを間違えて削除してしまった。
削除した後に十数秒程度の1個の動画を内蔵メモリーに上書きしてしまった。
自分で復旧ソフト(フリーソフト)でデータ復旧をした。
その結果、動画の回収は出来たが映像が途中で激しく乱れたりして映像の状況が悪く弊社にご依頼となりました。
HDR-CX520過去の復旧実績
到着後、ビデオカメラに記録されているデータを弊社サーバーにバックアップ。
HDR-CX520の内蔵メモリーを確認するとお客様の希望する日付の動画の番号が無いことを確認。
その他、上書きの形跡が申請内容と相違が無い事を確認。
内蔵メモリーを弊社HDDにイメージコピーご復元作業を開始。
ご希望の運動会の映像を特定してご提案、ご確認。
後日、ご入金頂きテレビで観れるブルーレイとパソコン用DVD-Rをヤマト運輸の宅急便でご納品させて頂きました。
【豆知識】
今回、データ復旧した映像形式はAVCHD(拡張子.mts)になります。
お客様の復元ソフトでは断片化したデータを修復する事が出来ない為、
画像が乱れる結果になったと考えます。
今回は復旧ソフトを正しく利用されたので問題はありませんでしたが過去に下記の様なお客様が多数おりました。
- 復元ソフトのダウンロード場所を復旧するメモリーに格納。
- 復旧ソフトで復元した画像を復旧するメモリーに格納。
- フリーソフトのインストール場所を復旧するメモリーに格納。
これ全部、上書き行為で駄目です。
この様な単純なミスで大事な映像が復旧出来ずに泣いたお客様を過去に多く見ております。
復旧ソフトを利用される方は、パソコンの基本的な知識が無いまま行動すると痛い目に遭いますのでご注意が必要です。
下記の言葉の意味が1つでも理解できない場合は復元ソフトを使うのは危険です。
- パス
- フォルダー
- ディレクトリー
- ドライブ
- 内蔵メモリー
- hdd
- ハードディスク
- 外部メモリー
- インストール
- 保存場所
- インストール場所
- ダウンロード
- 圧縮/解凍