今回はソニーハンディカムのデータ復旧のご依頼を頂きました。
ご依頼の機種:FDR-AXP35 内蔵メモリ-64GBモデル
200型大画面で楽しめる!
ブレずに4倍キレイな次世代高画質4Kハンディカム
お客様の主訴
FDR-AXP35を全部削除してしまった。
削除した後には一切、内蔵メモリに上書き書き込みはしていない。
削除される前の動画の復旧のを希望します。
弊社に日本郵便のゆうパックでソニーソニーハンディカムFDR-AXP35が届きました。
お客様の主訴を読むと内蔵メモリーを全て削除してしまったとの事。
この機種は、ビデオカメラのメニュー操作から
「フォーマット」又は「初期化」又は「フォーマットしますか?に答えてフォーマット」をした場合は、
内蔵メモリーのデータを全てゼロ”0000″消去(置き換え)してしまい復旧が出来なくなります。
内蔵メモリーの一部分の削除や全選択削除の場合は、現状で確認が出来ている状況では内蔵メモリーを完全に削除をしない為、動画の復元するチャンスは十分にあります。
この状況から最初に内蔵メモリーがゼロ消去されずにデータが残っているのかを最初に確認した。
結果は下記の画像
残念ですが内蔵メモリはゼロに全てのエリアが置き換わっていました。
この状態ではデータ復旧は不可能でした。
お預かりしたハンディカムFDR-AXP35をご返却させて頂きました。
■留意■
最近のソニーハンディカムはビデオカメラのメニュー操作による「フォーマット」又は「初期化」は、データ復旧を出来ない様にゼロ消去する仕様に変わってきました。
家族の思い出は一瞬で復旧不能になります。
ご注意してください。