千葉県のお客様よりUSBメモリの復元ご依頼です。
USBメモリーはIOデータ(I-O DATA)の64GBです。
お客様のトラブル状況

IOデータのUSBメモリのデータが開けなくなりました。

各フォルダーがファイルになり開けなくなりました。

フォルダーに保存していた写真や文書ファイルの復元をおねがいします。
IOデータのUSBメモリが郵送で届きました。
お客様のトラブル内容を読むとファイルが無くなったとの事ですがフォルダーが開かない状況の様です。
パソコンで確認すると確かに本来はフォルダーが一つのファイルになり展開が出来ない状況でした。
簡単にツールで確認すると原因が判明しました。
弊社にご依頼する数日前に修復の形跡(CHKDSKを実行)がありました。
これはお客様が故意に行った事では無く、何らかのエラーメッセージが表示された後に実行されたと考えます。
この状況から”ファイルを修復しますか?”等のメッセージが表示されて実行したと推測しました。
その結果、修復に失敗してFAT32のテーブル情報も破損してフォルダーが展開できない状況に陥ってしまった様です。
軽度物理障害(メモリー内部の故障)を想定してクローンディスクから作成する事にしました。
イメージはメモリー内にエラー無く無事に終了。
結果的には、ファイルシステムに問題があり修復しに行ったが失敗してデータ消失の原因になったと考えた。
クローンディスクからデータ復元作業をスタート。
ファイル数 約3,000個 データ容量 約15GBのデータ復旧に成功。
お客様にはメールで状況の報告と復旧データのリストをご連絡・ご提案。
後日、ご入金を頂き復元したデータは別のUSBメモリに保存してレターパックでご納品させて頂きました。