SDカードの復元・最新情報
SDカードはデジカメ、スマホ、ビデオカメラ、ドライブレコーダー等で幅広く写真や動画等のデータを記録するメモリーカードとして使用されています。
SDカードは幅広い用途で使用されているメモリーカードですので写真・動画等のデータ復旧をする場面が多くあります。
2019年を迎えSDカードからのデータ復旧の状況は一昔前より厳しい状況に変化しています。
昨今。
削除や初期化・フォーマット行為で画像ファイルを消去した時点で記録していたデータを完全にデータ復元が出来ないように0000(ゼロ)に置き換え(上書き)てデジタルデータを完全にイレース(抹消)するデジカメ・ビデオカメラ・アプリ等が急増しているからです。
過去の知識をもとに削除してもデータ復旧が出来ると安易な気持ちでいると二度と思い出のファイルを取り戻すことが出来ない場合があります。
このトレンドは今後も続いていくと考えられ削除した時点でデータ復旧が出来ない状況は増えて行くと予想されます。
消去した時点でゼロに置き換えされていない場合はデータ復旧できる可能性は十分にあります。
削除した写真や動画等のファイルの復元を望むのであれば消去後に上書きは絶対にしてはいけません。
厳禁!SDカードの復元で犯すミスとは
データ復旧ソフトを利用する時に一番過ちを犯すケースを2つご紹介します。
その場面は、
スマホのアプリで外部メモリーカードのmicroSDカード(※以降 SDカード)をデータ復元するケースです。
最近ではAndroid(アンドロイド)のスマホのシェアはiPhoneを抜きました。
AndroidのスマホではSDカードに写真・動画・その他のファイルを保存する事ができます。
SDカードに保存していた画像を何らかの原因で削除してしまった時にGoogle Playからを無料(フリー)の復元アプリをダウンロードして写真やムービー等のデータ復元をする時にミスを犯す事例を2つ紹介します。
復元アプリをSDにダウンロードする?
削除してしまったSDカードから写真を復元したいのですが、
画像復元アプリをSDカードにダウンロードする方が多数います。
知識を有している方からは考えられない行為なのですが事実です。
この行為は上書きになりますので大事なファイルが復元できなくなる可能性が高まります。
基本は本体の内蔵メモリに確実にアプリをダウンロードすることが重要です。
アプリで復元した画像をSDカードに保存する?
これは何が問題なの?と思われる方はミスを起こす可能性が高いです。
そのアプリの内容を正確に読みましたか?
そもそも。
そのアプリの復旧精度を知っているのですか?
弊社にSDカードの復元を希望する問合せで上記のケースでミスを犯しているお客様が非常に多い事が解りました。
アプリを信用して復元した画像をSDカードに保存した結果、
写真が小さいサイズ(サムネイル画像です)で正常なサイズを復元するには別途課金が必要ですを後から知るケース?
復元した写真が正常に開かない?半分壊れている?
データをSDカードに保存した結果、
何が問題なのか解りましたか?
そうです。
そのアプリで復元したデータが正常に動作するファイルを復旧できるか解らないのに復元元であるSDカードに復元したデータを保存する事が駄目なんです。
運よくご希望の写真等が復元出来れば問題はありませが、、、。
もしも、
ご希望の写真が正常に復元出来てなかったら青ざめる事でしょう。
もう、上書きしてしまってますからご希望の写真を復旧が出来る可能性が厳しくなりました。
何れも、
正しい知識を有している方であれば復元できた可能性がある写真等も、
単純なミスで2度と思い出のデータを取り戻すことが出来なくなります。
これはパソコンでも考え方は同じです。
SDカードからデータ復旧をする時に一番大事なのは最後までのイメージ(青写真)を抱いて作業する事です。
途中のトラブルも想定して作業をする事が大事なデータをロストする可能性が低くなります。
その為にもSDカードのイメージファイルを復元する前に作成できれば安心ですね。
復元ソフトが途中で止まる原因とは
無料の復元アプリ、フリー復旧ソフトでSDカードをスキャン中にアプリケーションが異常終了したり固まる・止まる事があります。
これは危険サインの可能性が高いです。
多くの原因は、
フラッシュメモリー(画像を記録しているメモリ)内部に機械的に故障(物理障害/IOエラー・不良セクタ)している場所があるケースが殆どです。
その他、
基板上のコンデンサー等のチップが劣化して壊れる寸前の場合もあります。
※これは本当に危険でチップが故障した瞬間に2度と認識しなくなり重度物理障害へ障害レベルがアップします。
このように機械的な故障で読み込み出来ないSDカードに対して何度も、何度も、復元アプリ、復旧ソフトを実行すると完全にSDカード自体が故障して全く認識しなくなります。
この状態をデータ復旧業者では 重度物理障害 と言います。
SDカードが重度物理障害になりますとデータ復旧料金は高額になるばかりか最近発売されたSDカードでは最悪、
幾ら費用をかけても復元が出来なくなる可能性も高いです。
この様に、
スキャン中に異常終了や止まる場合は一度、
SDカードに機械的なエラーの有無のご確認に
SDカードが読み込まない
をご参考にしてください。
SDカードのデータ復旧サービスを行っていますと
正常なSDカードと考えていたのにメモリ内部に故障がある事は日常茶飯事の出来事です。
メモリ自体にトラブル潜んでいるかもしれません。
疑ってSDカードからデータ復旧する事が大事です。
SDカードを復元するソフトで望ましいのは、
最初にイメージファイルを作成できるデータ復旧ソフトです。
SDカードから直接データ復旧作業を行う場合。
不用意なアクセスを繰り返す事が原因で故障・オペミスによる復元不能リスクが高まる事をご紹介させて頂きました。
SDカードが復元アプリ・ソフトに表示されない?
この場合はSDカード自体がパソコン(スマホ)から認識していない可能性が高いです。
パソコンの場合はSDカードを読み込むカードリーダーを変えて試す、
パソコン自体を変えて確認しても認識していない場合は復元アプリ、データ復旧ソフトが認識しませんので復元する事は出来ません。
この状況のSDカードは機械的な故障が原因の重度物理障害になります。
WindowsのパソコンからSDカードが認識しているのかを確認するのに弊社の USBメモリーが認識しない で確認が出来ます。
USBメモリもSDカードも形状は異なりますがデータを記録するメモリーは同じフラッシュメモリーです。
USBメモリーをSDカードとして読み替えてお読みください。
SDカード復元を自力or業者に出す?
ここまでSDカードからデータ救出する時の留意点をお話させて頂きました。
SDカードにはデジカメの写真JPG形式や一眼レフのRAW形式。
動画ではAVCHD(拡張子mts/m2ts)形式、MP4(拡張子mp4/mov/avi等)形式、MPG形式等。
様々なファイル規格・拡張子のデータが記録されています。
実は。
復元アプリ、データ復旧ソフトそれぞれ得意・不得意があります。
- 写真JPGに強い復元アプリ
- 一眼レフの各社RAWに適している復元ソフト
- ワードやエクセル等に効果的なデータ復旧ソフト
- 動画データ復旧に向いている復元ソフト
- 軽度物理障害に適しているイメージファイルを作成できるソフト
これらを正確に判断してデータ復元をする必要があります。
闇雲にSDカードに対して
復元アプリや復旧ソフトを実行すれば
トラブルに遭遇する確率は高まります。
その結果重要なデータを取り戻す事が
2度と出来ない場合があります。
弊社にお問合せを頂いた時点で
ご自身のミスでご希望の画像が
取り戻せない方が多数いらしゃいました。
ご自身でSDカードの復元をするのであれば
下記の言葉を理解できる方以外は
ミスを犯す可能性があると判断してください。
- デバイス
- パス
- フォルダー
- ダウンロード
- ファイル
- 保存場所の指定
- 上書き保存
- クラウド
- 外部メモリ
- 内蔵メモリ
- トラブル状況把握(論理/物理)
- イメージファイル
もしも、
上記の言葉で3つ以上、
解らない言葉や意味が理解できない方は
ミスを犯す可能性があります。
大事な思い出を取り戻す為に最大限の注意を払うことがデータ復旧の成否を決めるポイントです。
過ちを犯す前に弊社、
SDカード復旧サービスにお気軽にご相談ください。
激安!SDカード復元サービス紹介
SDカード、microSD、コンパクトフラッシュ、xDピクチャーカード、メモリースティック、スマートメディアが対象。
SDカード以外のメモリーカードの方はSDカードをご自身のメモリーカードを読み替えてお読みください。
SDカードのトラブル事例
論理障害|軽度物理障害|重度物理障害とは
弊社が定義している障害レベルをご説明いたします。
※他社とでは若干、定義が違う場合もあります。
SDカード復元レベル[論理障害]とは
機械的なトラブルが無くパソコン等から正常に認識している状態のになります。
操作ミスによる削除や初期化フォーマットも論理障害になります。
SDカード復元レベル[軽度物理障害]とは
論理障害同様にパソコン等から正常な容量で認識はしているがSDカードのメモリーチップ内部に不良セクター等の読み書き不能なアドレス(保存場所)が発生している状態。
SDカード復元レベル[重度物理障害]とは
パソコンから全く認識していない、全く反応が無い、通電していない状態。
また、
犬に噛まれた、椅子で踏んだ等で SDカードがひび割れて認識しない場合も重度物理障害になります。
又は、正常な容量とは異なる容量で誤認識しているケース。
例)SDカード16GBがパソコン上では32MB(29MB等)と誤認識している状況。
通常はSDカード16GBであれば14.xxGBと認識します。
このケースは”フォーマットしますか?”で見られるケースです。
SDカード障害レベル早見表
SDカード復元のご依頼を検討される
お客様のSDカードの障害レベルのステージを
おおよそ判断できる情報をご提供させて頂きます。
SDカード復元サービスのお約束
安心してSDカード復元サービスにお申込みください。
SDカード復元|通常料金
- SDカードのメーカー容量で復旧料金が決定
- 復旧するファイル形式は問いません
- 障害レベル[論理障害・軽度物理障害]の復元価格表
※別途消費税が必要になります。
写真JPG半額キャンペーン復旧料金
- 写真JPEG形式のみの復元を希望されるお客様に適用
- 動画等が保存されていても構いません
- 障害レベル[論理障害・軽度物理障害]の復元価格表
※別途消費税が必要になります。
動画キャンペーン[参加]・[辞退]復旧料金
ビデオカメラでSDカードに録画した動画の復元、
スマホ・ガラケイ(携帯電話)で記録した思い出のムービーを復活させたいお客様にご利用を頂いております。
各動画キャンペーンの料金には写真(JPEG形式)の復元作業も含まれております。
特徴は、
SDカードから復元した動画をテレビ視聴用ブルーレイディス(BD-RE)又はDVDビデオディスクで納品するサービスがある事です。
動画キャンペーン[辞退]
SDカードから復元した動画・写真をパソコン用データディスク/DVD-R又はBD-Rで納品させて頂きます。
通常復旧料金から▲2,000円税別の割引が適用されます。
例)SDカード16GB|動画キャンペーン[辞退]の場合
SDカードから写真(JPG)と動画をDVD-Rデータディスクで納品
復旧料金:6,000円税別
内訳:通常復旧料金8,000円-動画CP[辞退]2,000円
動画キャンペーン[参加]
SDカードから復元した動画・写真をパソコン用データディスク/DVD-R又はBD-Rにプラスして、
動画データをテレビで視聴できる形式のDVDビデオ又はBD-REを作成して納品させて頂きます。
例)SDカード16GB|動画キャンペーン[参加]の場合
SDカードから復元した写真(JPG)と動画の納品媒体。
1.パソコン用DVD-R(BD-R)で写真(JPG)と動画を納品
2.動画をテレビ視聴用のDVD-R又はBD-REも納品
復旧料金:8,000円税別
内訳:通常復旧料金8,000円-動画CP[参加]0円(割引無し)
- メモリーカードのメーカー容量で復旧料金が決定
- 復元した動画の納品方法により割引適用あり
- 障害レベル[論理障害・軽度物理障害]の復元価格表
※別途消費税が必要になります。
詳細は、動画復旧キャンペーンをご覧ください。
RAW割引キャンペーン復旧料金[一眼レフ向け]
一眼レフ(ミラーレス一眼)で記録したRAW(キヤノンCR2、ニコンNEF等)形式のみの復元をご希望されるお客様に割引が適用されるキャンペーンです。
一眼レフ等で記録したRAW写真のみ復元する場合に適用。
※SDカードには他のファイル形式(写真JPG等)が記録されていても構いません。
【補足】RAW形式を記録するメモリーカードはコンパクトフラッシュカード(メモリースティック)が主流でしたが最近はSDカードが主流になりました。
詳細は、RAW割引キャンペーンをご覧ください。
- SDカード通常復旧料金から▲2,000円割引適用
- 復元するデータはRAW(CR2/NEF等)形式のみ
- 障害レベル[論理障害・軽度物理障害]の復元価格表
※別途消費税が必要になります。
SDカード復旧|追加有料オプション料金
重度物理障害データ復旧サービスとは
物理障害データ復旧サービスをお申込みの場合は
各復旧料金(写真JPG半額キャンペーン等)に下記の追加料金が必要になります。
SDカードの復元で重度物理障害の場合、
申込みの意思表示が必要です。
論理障害・軽度物理障害の範囲でSDカードの復元をご希望の場合は、
申込み時に診断の結果、重度物理障害の場合は調査依頼書【Q11】の設問でデータ復旧作業のキャンセル指示が事前に可能です。
◆重度物理障害の場合、復旧作業の継続を希望しますか?◆
重度物理障害データ復旧追加料金表
例1)SDカード写真復元2GB/写真JPG半額CP見積
SDカードよりデジカメやスマホで撮るJPEG形式の写真だけを復元のお客様の場合の見積例
復旧料金:19,000円税別
内訳:復旧料金3,000円※1+追加料金16,000円
※1.写真JPG半額キャンペーン適用価格を掲載
例2)SDカード動画復元2GB/動画CP[辞退]見積
SDカードより動画(写真JPGも含む)の復元が希望で
パソコン用DVD-Rデータディスク納品の見積例
復旧料金:20,000円税別
内訳:復旧料金4,000円※2+追加料金16,000円
※2.動画キャンペーン[辞退]適用価格を掲載
例3)SDカード動画復元8GB/動画CP[参加]見積
SDカードより動画(写真JPGも含む)の復元が希望で
パソコン用DVD-Rデータディスクの他に
動画はテレビ用DVDビデオ又はBD-REも納品する見積例
復旧料金:27,000円税別
内訳:写真復旧料金7,000円※3+追加料金20,000円
※3.動画キャンペーン[参加]適用価格を掲載
例4)SDカードRAW復元8GB/RAW割引CP見積
SDカードから復元する写真をRAW形式のみの見積例
復旧料金:25,000円税別
内訳:復旧料金5,000円※4+追加料金20,000円
※4.RAW割引キャンペーン適用価格を掲載
例5)SDカード復元512MB/通常復旧料金見積
SDカードより写真や動画以外のワード・エクセルや一太郎等のファイル復旧が希望の場合の見積例
復旧料金:21,000円税別
内訳:復旧料金5,000円※5+追加料金16,000円
※5.通常復旧料金を掲載
SDカード重度物理障害復旧作業のイメージ
実際にSDカードの重度物理障害(認識しない原因が基盤故障のケース)をデータ復旧する流れを画像を交えてご紹介させて頂きます。
SDカードはSilicon Power(シリコンパワー)45X 2GBでご紹介いたします。
認識しないSDカードからメモリーチップ(ICメモリー)を取り外しドナー(同型番のシリコンパワー製SDカード)基盤に移植してデータ復旧を試みます。
SDカード分解前画像|Silicon Power 45X 2GB
SDカード分解後のイメージ画像
SDカードの外側のプラスティックケースを分解した画像です。
シリコンパワーのSDカードに内蔵されていたメモリーチップ(写真等のデータが記録されている)は東芝製でした。
SDカードの基盤からメモリーチップ取外し
SDカードの基盤からメモリーチップを取り外した画像。
取り外す時に多めのハンダをメモリーチップの足に流布し、
高温でハンダを溶解しSDカードの基盤からメモリーチップ(ICメモリ)を慎重に取り外します。
ドナー基盤にメモリーチップ移植後の画像
このSilicon Power(シリコンパワー)のSDカードは基盤の故障が原因で認識していなかった為、
正常な同モデルのSilicon Power(シリコンパワー)のSDカードの基盤にメモリーチップを移植する事によりSDカードより写真や動画のデータ復元が可能でした。
※メモリーチップ自体の重度な故障は復旧が出来ない場合はあります。
※メモリーチップの形状によっては弊社ではデータ復旧が難しい場合があります、予めご了承ください。
申込方法
SDカード復元サービス内容を空メールで簡単説明